営業部 松下の新たなる決意。「縁の下の力持ち」から「現場の最前線」へ。

皆さまこんにちは。中国・四国地方の営業担当、松下 佳史です。約4年前に入社し、配属された管理部から、2021年4月度より営業部へ異動となりました。管理部での経理・総務業務はデスクワークがほとんどで、いわば「縁の下の力持ち」でしたが、現在は農機展示会や実演会、製品納入指導などへ赴き、お客さまへの対応や自社製品のPRを精力的に行っています。

とにかく経験を積むことが大事なので、担当地域以外の現場へも積極的な参加を心がけ、営業部の先輩方から多くのアドバイスをいただいています。頭と体をフル回転させ汗をかく日々。現場には、デスクに向かっていると味わえない充実感があります。


この春には営業部にも新人が入社してきます。少しでも良いお手本になれるよう奮闘する私の、とある1日をぜひご覧ください。

 

この日はトラクター機械メーカーさんの展示会に参加。弊社のブースにはNTPの6条機を展示しました。機械の搬入は前日の夕方に終えていたので、朝から会場へ直行しました。

 

天候にも恵まれ、次から次へとお客さまが!NTPは高速で水稲乾田直播でき、麦、大豆、デントコーンなども播ける優秀な播種機なので、多くの方に興味を持たれています。先輩からのチェックやアドバイスをもらいつつ、何とかこなせるようになりましたが、お客さまから想定外の質問が飛んでくると、まだ少し焦ってしまいます。

 

コロナ禍の影響もありこの日は13:00で終了しました。展示会は明日も行われるので機械はこのままにし、昼食のお弁当をいただいて、引き続き20kmほど離れた圃場へ向かいました。

 

こちらでは開発部の先輩がRXGの納入指導を行っていたので、そのサポート・・・といえば聞こえは良いですが、お手伝いです。とにかく作業現場は何から何まですべてが勉強になります。資料・記録用の写真も撮影しました。

 

会社へ戻ってデスクワーク。今日も少し疑問点や不明点があったので、帰社後も先輩にアドバイスをいただきました。業務日報を作成し、明日の作業チェックも入念に行います。

 


中国・四国地方の方々、ぜひお気軽にお声がけください!

まだまだ経験不足で、先輩方に助けていただくことなど日常茶飯事です。いえ、先輩だけならまだしも…。実は先日、展示会にてこんなことがありました。

AP-1を熱心に見ておられるお客さまに、張り切って製品の説明を一通りした後、「今、どんな作物をどのくらい作られていますか?何かご不満な点はありますか?」と伺ったのですが、返事がない。長く気まずい沈黙が続いた後、お客さまがポツリ。「あんたはどこの出身?」…「えっ?あっ、生まれは鳥取です。」そしてそこから何気ない話題でどんどん盛り上がり、気づいてみればお客さまの圃場の話から栽培の悩みまで、想像以上にいろんな話を伺うことができました。

初対面の人間にいきなりの情報開示は、ためらわれる方もいらっしゃいますし、こちらの伝えたいことや聞きたいことを一方的に捲し立ててはダメ。まず相手に寄り添い、信用していただくことが大事だと、この時お客さまから勉強させていただきました。感謝の気持ちを忘れず、「現場の最前線」で皆さまに信頼される営業担当になり、ご恩返しをするぞ!と、心に誓う毎日です。

ところで私、兵庫県育ちではありますが、先程の話にも出ました通り、生まれ故郷は鳥取です。家族のお墓があり、親戚も暮らしているため、年に数回は訪れていました。また妻が愛媛県出身ということで、結婚以来四国を訪れる機会も増えていました。偶然とは言え、中国・四国地方を担当になったのには、何か運命を感じます。どこも自然が豊かで農業が盛んな印象があります。美味しい食べ物も多く、行ってみたい地域ばかりです。

さらに私ごとで恐縮ですが、2021年8月に第二子も誕生し、ますますやる気が漲っています。今後どこかの現場で皆さまにお会いできました際は、ぜひお気軽にお声がけください。その時を楽しみに日々精進していきます。どうぞよろしくお願いいたします! (営業部:松下 佳史)

 

先輩から一言
一見のんびりしているイメージのある松下くんですが、実際に接してみるとやる気がみなぎっています。わからないことは闇雲に自分で調べるだけでなく、私を含めた先輩社員からのアドバイスに素直に耳を傾け、またお客様との会話の中からヒントを得る。状況によって変化する答えを、臨機応変に導き出そうとする姿勢が大変良いところです。今後の活躍を期待していますので、共に頑張りましょう。(チームリーダー:岡崎大輔)