幅広い作物に対応する高速汎用施肥播種機!クリーンシーダNTP-6AF/8AF新登場。
農研機構と共同開発を進める中、各地の試験場で大きな話題となり発売が待たれていた「NTP-6AF/NTP-8AF」がいよいよ登場しました。NTP-2/NTP-4で実証済みの高速作業(最高速度8km/h)を6条-8条の汎用施肥播種機で実現。水稲の乾田直播に対応し、ダブル播種プレートでしっかりと高精度点播を行います。また一部の不耕起圃場でも作業ができます。
1.高速で作業ができる。
時速8km/hまでの高速作業に対応できますので、農繁期の作業の競合を解消する、あるいは雨などで播種期間が限られてしまう状況において、農家様の大きな助けとなります。また作業効率のアップは経営規模の拡大を図る上でも重要な要素となります。同時施肥装置についても、車速連動のモーター仕組を採用し、高速作業に高い精度で対応しています。
2.精度の高い点播播種ができる。
播種繰出し機構は、ダブル播種プレート(種子分離と放出の2種類)を採用し、速い速度でも欠株の少ない、精度の高い点播を実現しています。点播の精度が高いと、出芽後の生育・栽培管理上のメリットがあります。また水稲の乾田直播においては出芽苗立ち後には移植栽培のように株が形成されます。コスト面についても、従来の播種方法がスジ播きであれば、点播によって播種量を少なくし、種子コストの低減を図ることができます。
3.適応作物の範囲が広く、汎用性が高い。
播種ユニットの内部に装着する播種プレートを交換することで、米・麦・大豆・ソバ・トウモロコシ・牧草類などの様々な作物をこの1台で播種できます。また、簡単な調整で畑地・水田跡地での作業ができ、一部の不耕起圃場でも作業ができます。
さらに優れた装備を随所に施しています。
耐久性が求められるミゾキリ部は、部品の形状を追求して品質を格段に向上させ、スリットクリーナーを装備することで土詰まりも軽減させました。また、手間がかかる圃場への貫入圧力は、ユニット毎に設置したレバーで簡単に調整可能です。その他、ネジを回すだけの簡単な播種深さ調整や、土の付着を大幅に軽減した新型鎮圧輪の採用など、NTPシリーズは様々な改良を重ね、細やかな配慮を施しています。
このように「作業速度の高速化」「稲乾田直播での点播」「様々な作物に利用できる汎用性」「不耕起圃場に対応」など、多くのメリットを併せ持つNTP-6AF/NTP-8AFは、大規模経営体や複合経営をされている方に特におすすめ致します。
▶︎クリーンシーダNTP-6AF/NTP-8AFのカタログは、こちらをご覧ください。